2018年7月18日水曜日

2018-07-17モルディブの罪

私は福井県出身で、夏はいつも日本海へ海水浴に行っていた。
海辺に親戚が住んでいたので、サザエとかトコブシとか岩場でわんさかとって楽しんだ。
水中メガネを通してみる海の中、岩場は色鮮やかな小魚、海藻、うに、貝ととってもとっても楽しかった。

就職で、奈良に移り住んだ。
内陸だ。海といえば、北は敦賀の海水浴場へ行くか、西の神戸の須磨あたりへ行くか、
南の和歌山、三重へ行くかだ。
どちらに行くにも200kmぐらいかかる。
そうこうしてるうちに結婚することになり、記念の新婚旅行に行くことになった。

目的地はモルディブ。
一周するのに1時間程の小さな島に約一週間滞在した。
朝から夕方までシュノーケル三昧。
色鮮やかな魚の群れと戯れて時間を忘れた。
一生忘れられない旅行となった。


その後、モルディブの海が忘れられなくて、
子供といっしょに評判のいい海へ泊りがけで行ったりした。
何度も。何度も。
そして何度も期待を裏切られた。


人生の中で海のマックスを見てしまっていたのだった。


それを自覚して以来、私は山派に変わった。
山を楽しむようになった。

海を楽しむのならモルディブへ行くしかないのだから。


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