2025年4月15日火曜日

年金機構が算出する年金額の統計的意味

 当たり前と言われればそうなんだけれど、

最近ようやく気づいたので書いておきます。


これは、年金機構がこういうふうに考えてるんじゃないかという話です。

どうすればお得とか損とかの話ではありません。


一応、誤解のないように私の状況を書きますが、

私は今61歳、繰上げ年金で昨年60歳から年金もらってます。

父が69歳で亡くなっているので、自分もいつまで生きられるか分からないし、

早めに貰えるものは貰っておこうという考えからです。


ただ、この後の話は個人に関係のない一般的な統計的な話です。


私はもちろんですが誰もが、支払った年金は是が非でも回収したいと思うのではないでしょうか。

自分で稼いだお金なんですし。

年金定期便などで、自分が過去に払った年金総額はすぐ分かります。

この額をペイする年齢も簡単に計算できて、だいたい私の場合85歳ぐらいです。

どなたも計算すればほぼ同じ歳になるでしょう。


このペイする年齢を Y0 とします。


つまり、Y0を超えて生きていれば、自分の支払った額以上に貰えるし、

Y0までに死んでしまえば、払い損になるってことです。


そこで問題w

年金機構は、どうやって各個人の貰える年金額を決めてるでしょうか。


年金を貰い始める歳(細かな事はおいといて)から国民の平均余命を計算します。


それが、Y0です。大まかに、いや統計的に。


つまり、支払ってきた年金額は平均余命までにお返ししますよ、って事です。

早く亡くなった人が貰えなかった年金は、平均余命Y0を超えた人にお渡しして、

統計的には、全体としてプラマイゼロのチャラって事です。

半数の人は損をして、半数の人は得をしますねw


年金機構は、チャラあるいはプラスでなければ、破綻しますからねw


支払った年金での運用利益を、貰う年金に上乗せしろよなとか、

言いたいことは山程ありますが、

とりあえず一纏りに出来たかなというところで、アップします。


当たり前の話かもしれませんがw