自炊する私は、スーパーで食材を眺めるのが案外好きだ。
と言っても、スーパーに珍しい食材が日々入れ替わりあるわけでもなく、
まあ、野菜は季節で少し変わったりするけど、
殆どの商品は値段が多少変わるにせよ、品揃えはほとんど同じだ。
それでも何が面白いかというと、
自分のお腹に食材を見せて、今日は何が食べたいのかを感じることだ。
品が同じでも体調は違うので、お腹が食べたいというものは日々変わる。
とは言っても、大体のローテーションは決まっていて、
鶏・豚・魚・卵とか大根・キャベツ・白菜とかを数日周期で変えてやれば
安上がりな私のお腹は十分満足してくれる。
なので、スーパーの品揃えの中で利用している商品の種類はほとんど限られていて、
めったに手を付けない商品も多い。
その中の一つが、かまぼこ・はんぺん・ちくわなどの練り物だ。
食べたことないわけじゃないけど、おかずとして積極的に手を出そうとは思わない。
地方に行って、材料が新鮮だったり特殊だったりすれば話は別かも知れないが、
スーパーの品は、価格競争されたお手頃価格の定番品だ。
それにしては、どのスーパーでもそれなりの棚を確保して販売されている。
歯が弱いお年寄りが買うの?食べ盛りの子供向けにかさ増し用にお母さんが買うの?
夏場にわさび醤油で食べるのはありかも。でもそれは年に1,2回だろう。
栄養的にも、タンパク質か炭水化物かよく分からんし。
納豆や牛乳は毎日食す。でも、ちくわは毎日は食さないんじゃないか。そんなに売れてるのか?
だれが、どうやって食べてるんだ???
「ちくわ レシピ」で検索しても大したもの出てこない。
そうぶつくさいいながら気になる存在、ちくわ。
先日セールしてたので、一袋だけ買った。
どう使う?
イマジネーションは、野菜との組み合わせ。
野菜のシャキシャキ感にもっちり感をプラスする。
薄切りにして、マヨネーズ系サラダとおひたしで試してみた。
絶品だった。
この食感、味わいが分かるのはおっさんになった証拠だろうけど、いいものはいい。
この食感は他の食材では出せないんじゃないか、とまで思う。
日本食の奥深さを垣間見た?そんな大げさなものか?
でも、あえて感動しておこう。
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